HOME > 青年期の矯正

青年期の矯正     東京の矯正歯科、高輪矯正歯科医院

青年期の矯正 高輪矯正歯科医院

青年期(18歳以上35歳未満)の方の矯正

青年期は、「人生の黄金期」

青年期の矯正     品川駅前すぐ、高輪矯正歯科医院 わたしは矯正治療において、従来の区分であるお子さんと成人との間に、非成長期である「18歳以上、35歳未満」という区分が必要だと考えています。
 つまり、「人は20歳で成人式を迎える」と一般的に考えられていますが、矯正治療においてはもうひとつ「青年期」という区分が必要なのではないかということです。これは、歯学部では教えていない、わたし独自の考え方です。

 この期間の人間は、身体が大きくなる成長過程はほぼ終了しているわけですが、成熟というプロセスは継続しています。歯周組織などはできあがって安定していて変化があまり見られません。成熟しながら、中年期や老齢期に備えていくという期間であり、そのようにとらえたほうが治療の方針も立てやすいし治療も行いやすいと多くの症例を見て実感しています。
 社会的に考えても、この期間の人間は親から独立して自活できるようになり自分の判断で行動できるようになります。生物として最も充実した時期であり、結婚して家庭を作り、女性であれば出産の準備をするといった期間になります。
 青年期は、ある意味で人生の黄金期かもしれません。35歳を過ぎたあたりから老化が始まってきます。ですからわたしはこの18歳以上35歳未満の層は、お子さんでも成人でもない、ひとくくりの区分=「青年期」として考えて、治療に当たるべきだと考えているのです。

矯正治療は「自分に対する投資」です

矯正治療は「自分に対する投資 この年代の患者さまは、成長がある程度終わっているので「この先の大きな身体的変化はない」と見立てて治療を始めることができます。しかも歯周病などにはまだかかっていない健康体のみなさんです。
 矯正治療に期待されるポイントは人によって違います。審美を望まれる方もいらっしゃいますし、健康のために矯正を考えられる方もいらっしゃいます。
 健康志向のみなさまは、「なるべく歯を抜かずに自然に治したい」とのご要望が強いです。歯を抜かずに矯正する方法はいくつもありますから、ぜひご相談ください。
 審美的な矯正をご希望される方につきましては、医学的に許容される範囲の中でご希望を満たす方法を見つけていきます。歯を抜いて治したり手術することも必要であれば考えます。

 青年期のみなさまは、矯正治療について、「自分に対する投資である」と考えていただくとよいと思います。
 特に高学歴で高所得の男性の方には、歯並びが悪い方が少なくありません。受験などで忙しくて矯正治療どころではなかったのかもしれませんが、時間的な余裕ができてから矯正のご相談に来られる方が少なくありません。
 年代的に管理職になり、外部と折衝する役割を果たさなければならないときに、歯並びの悪さは不利になるからです。特に外国と仕事をされる方の場合は、日本と違って階級社会の国がありますから、階級の上の人と付き合うためには歯並びの悪さは非常に大きな問題になります。アマルガムなどの安い材料で歯科治療をしていると、それだけで下の階級と見下されてしまいます。
 彼らにとっては理解しがたいのです。「なぜ、悪いものを放置しておくのか?」と考えるからです。「悪いものを気にせず放置しておく」習性があると判断される事は、ビジネスマンにとって致命的です。
 ですから海外赴任が決まってから急いで来院されて、「出来るだけ早く矯正してほしい」とおっしゃる方もいらっしゃいます。そうしたケースの場合は、日本にいる間に出来るだけ治療を進め、3カ月に一度程度、帰国のたびに来院していただければ十分に対応可能です。

ページトップへ

結婚前矯正も、老化に対する準備も

300x200_20.jpg 「結婚が決まったので、結婚式までに矯正治療をしたい」とおっしゃる女性の方もたくさんいらっしゃいます。「結婚式当日は、もし治療が終わっていなくても一時的に装置を外して欲しい」とおっしゃる方もいらっしゃいます。そうしたご希望には、おめでたいことでもありますし、わたしはできるだけお応えするようにしています。
治療期間は元の状態によって様々ですが、1年あればかなりのことろまで矯正治療が進行します。結婚式までにある程度治療を終えて、結婚式の当日の朝、装置を外すといったこともありました。さらには、その後矯正装置をつけたまま出産していただき、お子さまも当院にお連れいただいたというケースもあります。

 もう一つ、一生を健康に暮らすためにはよい歯を保つことが大切です。
 35歳以降は老化が始まってどんどん歯が悪くなるし、歯周病も進行してきます。建物なら来たるべき大地震に備えて耐震補強工事をするのが当たり前であるのと同様に、身体も老化に備えて準備をするのは当然必要なことなのです。

東京の矯正歯科 高輪矯正歯科医院